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びわ湖チャリティー100km歩行大会(びわ100)に参加しました(2022/10/15-16)

※こちらの記事は釣りとは関係ない内容です。カテゴライズできるほどの記事が溜まれば、新しいブログを開設します。

 人生2度目の100kmウォーク挑戦の手記です。今年も私と嫁さん、友人2名の、昨年と同じメンバー4人で100km歩いてきました。昨年の初挑戦の内容は、小豆島編をご覧ください。
 昨年、小豆島で100kmを完歩したときに「二度とやるものか」と誓ったはずが、今年も大会にエントリー。今回の舞台は、日本最大の湖「琵琶湖」です。今年も小豆島の大会はありますが、ちょっと逃げ腰で違う大会に参加しました。琵琶湖を選んだ理由は2つ。1つ目の理由は、秋の大会だから。そして2つ目の理由は、高低差がない平坦な道だからです。アップダウンの激しい小豆島を24時間9分で完歩できたんだから、琵琶湖なら24時間切りは余裕でしょ?

 大会日程が、小豆島大会よりも2週間早いので、トレーニング開始も2週間前倒しでスタート。8月中旬から、週に3日ほど毎回7km歩く練習をしました。今年は例年にない猛暑だったので、トレーニングも汗だくで大変でした。まあ、それでも2度目の挑戦ともなると7kmなんて朝飯前。大会4週間前の20km練習も、2週間前の40km練習も、けっこう余裕でこなしました。そしてなにより、今年は膝の痛みも発症せず、万全のコンディションで大会当日を迎えます。精神的にはかなり余裕がありました。
 
 大会前日に京都で前泊し、翌日米原で友人2名と合流。スタート地点の長浜へ向かいます。天気は快晴。少し前までの週間天気予報では2日目が雨でしたが、当日の予報では何とか天気はもちそうです。もう、雨はこりごりですからね。

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<びわ100大会概要>

・びわ100kmコース(28時間以内100km)
 正午に長浜をスタートし、翌日16時までにおごと温泉ゴールを目指すスタンダードコース

・アスリート100kmコース(24時間以内100km)
 16時に長浜をスタートし、翌日16時までにおごと温泉ゴールを目指す24時間縛りのコース

・ウルトラ120kmコース(28時間以内120km)
 正午に長浜をスタートし北上、往復20kmを経て以降は「びわ100kmコース」と同じ

第1チェックポイント 32km地点(午前0時閉鎖)
エイド        41km地点(午前2時閉鎖)
第2チェックポイント 60km地点(午前7時閉鎖)
第3チェックポイント 70km地点(午前9時閉鎖)
第4チェックポイント 80km地点(午前11時閉鎖)

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 24時間以内は余裕だと思ってはいましたが、一応保険で「びわ100kmコース」にエントリー。同コースの参加者は350人。人数が多いため2回に分けてスタートしました。我々は12時10分にスタート。
 スタート直後から、参加者は団子状態。ノロノロと琵琶湖沿いを歩いて行きます。歩行ペースはあきらかに遅いです。狭い歩道を大勢が歩きますので、なかなか前に出ることができません。これがかなりのストレスになります。スタートから10kmほどはこの状態が続き、彦根城の手前あたりから、ようやく自分たちのペースで歩けるようになりました。最初のチェックポイントは32km地点。18時を目標にしていましたが、結局到着したのは19時前。高低差がないおかげか、昨年に比べるとかなり余力はあります。
 あたりはすっかり暗くなって、気温も下がり始めます。しかし、上着を着たら汗ばむくらいの暖かさは残っています。小豆島では日が暮れてからかなり冷え込んだ記憶がありますが、昨年との2週間の差でこんなに体感温度が違うのかと驚きました。第1チェックポイントを出発後、一度着た上着は途中で脱いで、そのまま夜明けまで上着は不要でした。
 第2チェックポイント(60km)到着目標は午前0時。しかし、実際は1時過ぎに到着。少しずつ目標をオーバーしていますが、まだ24時間以内は射程圏内です。しかし、高低差がないコースなのに足はかなりのダメージを負っています。こんなに早く、このレベルの痛みが襲ってくるとは想定外でした。今年はシューズも新調し、インソールも装着しています。にもかかわらず、これほどまでに足が痛むのには理由があるはずです。途中で気がついたのですが、足にダメージを与える最大の要因は歩道でした。凸凹だったり斜めだったり、まっすぐスムーズに歩けない形状の地面が多いんです。小豆島は交通量も少ないため、ほとんど車道を歩くことができました。狭い歩道のフラットじゃない地面は、容赦なく足首に襲いかかります。
 痛みに耐えながら第3チェックポイント(70km)、第4チェックポイント(80km)を通過。最後の20kmは、余裕を持って6時間くらいかけて歩く予定でしたが、第4チェックポイントを出発したのは午前7時過ぎ。死ぬ気で歩かないと、24時間以内の完歩は難しい状況です。
 小豆島では最終の第5エイド出発後は残り8kmでしたが、今回は最後に20km歩き切らなければなりません。普段であれば、なんてことのない距離ですが、歩けど歩けどゴールが近づきません。残り10kmという地点で、すでに時計は午前10時を回っていました。この時点で、24時間以内は不可能に近いと確信。アプリで距離を確認しながら歩いていると、残りあと5kmという地点をかなり過ぎたところに「あと5km」の貼り紙を発見。え?ズレてない?それもそのはず、実際にゴール地点までの歩行距離は101.3kmでした。
 結果。完歩はしましたが、タイムは24時間25分17秒。まさかの、小豆島よりも遅いという結果にガッカリ。昨年は、初挑戦で初完歩という満足感がありましたが、今年はただただ悔しい結果に。やっぱり100kmは100km。舐めてかかってはいけませんね。
 しかし、さすがは2度目の挑戦ともなると、色々と考えながら準備をし、万全の状態で歩くことができたと思います。そのおかげか、帰ってからのダメージも昨年ほどではなく、翌日から歩けましたし、3日もすれば普通の日常生活が送れています。さて、来年は……、今のところ未定ということで。

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2度目の100kmウォーク.jpg
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