【釣行日時】2021年5月11日(火) 20時から23時
【場所】佐田岬(愛媛県) 【潮汐】大潮 満潮20時50分
平日の夜にもかかわらず、松山から佐田岬まで釣りに行きました。
自作の「木球ウキ」を試すのが目的です。
自作と言っても私ではなく知人のオリジナル作品です。
今回は、その制作者を含め数人で釣行しました。
木球ウキは旧ブログでも一回試用していますので、興味がある方はどうぞ。
そのときはこの木球ウキではセイゴしか釣れませんでした(^^;)
タナの設定など、いろいろと間違っていたようです。
<木球ウキとは>
ウキ釣りの仕掛けを遠投するには重量を重くする必要があります。
しかし、重いオモリを付けるとそれを浮かせる大きなウキが必要です。
大きなウキは空気抵抗が大きく、風の影響も受けやすくなります。
また、アタリが取りにくいという欠点もあります。
木球で作った電気ウキはとにかく重量がありますので遠投が可能。
密度が高いのでウキ自体が小さくても重く、そして浮きます。
樹脂製の空洞のウキと比べると飛距離は格段に上がります。
フロート部分は100%木製。だから重くても浮きます。
球形じゃない木製のウキというのは釣具店にも売っています。
しかし、棒ウキや円錐ウキは風や波の影響を受けやすいのです。
遠投した数十メートル先の電気ウキは小さなアタリまで見えません。
遠投仕掛けには敏感な細いウキを使うメリットがないのです。
球状のウキは野球のボールのように真っ直ぐ飛びます。
そのためコントロールが効きやすく、正確にポイントまで運べます。
着水音で魚が散らないように、ポイントの奥に仕掛けを投入します。
普通のウキでは届かないところから、寄せてくることが可能です。
と、理屈はさておき、実際に釣れるのかどうかが一番の問題。
さて、試用結果はどうだったのでしょうか。
現地到着は20時前。佐田岬の某所です。ベタ凪のメバル日和。
ウキ製作者はよく通う釣り場らしいですが、私は初めて。
正確な場所はどうやら企業秘密のようです(^^;)
足元は砂浜。数十メートル沖にいくつかシモリが見えます。
満潮時、それらが水没したところが狙い目のようです。
常夜灯はなく真っ暗です。
仕掛けの詳細は動画で紹介していますのでそちらをご覧ください。
もちろん、動画で紹介した仕掛けが絶対ではありません。
仕掛けは個々に工夫することが、釣りの楽しみでもあります。
<木球ウキの評価>
飛距離 : 予想どおり数十メートルの遠投が可能です
コントロール : 真っ直ぐ飛ぶので非常に扱いやすい
アタリ : スッとウキが沈んでアタリも明確
実際に使ってみたところ、ウキの操作性は抜群でした。
で、実際の釣果は……
27㎝。このサイズのメバルを釣ったのは初めてです。
型のいいメバルは船で沖に出ないと釣れないと思っていました。
3時間ほどの釣りで、数こそ少なかったものの実証は十分。
細かい点を改良しつつ、量産体制に入りたいところです。
釣果の一部です。美味しくいただきました。
このウキは自作のオリジナルなので店頭にはございません。
将来的には販売を考えています。
「興味がある」「今すぐ使ってみたい」という方は、
株式会社クールライフまでメールでご連絡ください。
coollife@e-mail.jp
今後、木球ウキの追加情報や管理人の釣行記などをアップ予定。
木球ウキ以外のオリジナル釣り具も発信していきますよ~。
ただし、不定期更新ですので気長にお待ちください(^^;)
Comments