【釣行日時】2021年7月10日（土） 21時から24時
【場所】旧北条市海鮮北斗跡（愛媛県） 【潮汐】大潮 満潮22時18分
自宅から車で5分以内の海で、木球ウキを試しました。
（木球ウキについて詳しくは過去の記事をご覧ください）
今回のステージは海鮮北斗跡地の裏側です。
海鮮北斗跡地の裏側はちょっとした地磯になっています。
砂浜にポツンとある磯なので、水深はそんなにないでしょうね。
砂浜から磯に渡って、そこから竿を出すつもりで来たのですが……。
満潮時は砂浜がすべて水没するため渡れないようです。
しょうがないので、磯の右護岸から直接磯周りの沖を攻めてみようと思います。
昼間に撮影した画像。なかなか釣れそうなロケーション。
現地到着は21時。今にも雨が降りそうな空模様。
気温はそこまで高くないですが、体にまとわりつくような湿気が不愉快です。
近くに民家の明かりはありますが、磯周りは明かりがなく真っ暗。
波も穏やかで、絶好のメバル日和です。
磯まで下りられないのであれば、木球ウキが役に立ちそうです。
護岸からでも、難なく磯の沖目まで飛ばすことができました。
雨雲レーダーでは、この後雨が降りそうな予報。
早い段階で数が釣れると良いのですが……。
一投目。地磯の右側護岸から、磯の沖目に仕掛けを投入。
すると、潮の流れでウキが左へ左へ流されていきます。
気が付くと、ウキは磯の反対側まで流されてしまいました。
ここにきて、これが大失敗だということにようやく気が付きます。
竿とウキの間に磯を挟むような形になってしまったのです。
磯に仕掛けが引っ掛からないように、リールを高速で巻いて仕掛けを回収。
しかし願いは届かず。仕掛けは磯に絡まりウキごとロストしてしまいました。
あぁ……。大切な木球ウキが……。
木球ウキは開発者が手作りした試作品です。
私は2個しか持っていないので、そのうちの1個を失ったのはダメージがデカいです。
しかし、失くしたものにいつまでも拘っていてもしょうがありません。
残りの1個で頑張るしかないですね。
仕掛けを作り直して、今度は磯のかなり右沖に投入。
潮は左向きに流れているので、木球ウキが少しずつ磯に寄っていきます。
これが磯を越えてしまうと、一投目と同じく仕掛けが磯を回り込んでしまいます。
そうなる前に回収しなければ……。
そんなことを考えていると、磯の近くでウキがスッと沈みました。
ん？アタリ？
ウキ釣りに不慣れなので戸惑ってしまいます。
竿を立てると、確かに魚っが乗っています。
実は前回、磯河内漁港でも木球ウキを試しています。
そのときは小さいメバルしか掛かりませんでしたが、それよりは大きそうです。
しかし、佐田岬のときのような重量感はありません。
タナはかなり浅めに設定しているので、メバルだと思いますが……。
ギリギリ20cmありそうです。
その後は一投一尾でメバルが掛かります。楽しい～！
小さいのはリリースして、キープサイズが3匹釣れた頃に雨粒がポツポツ落ちてきました。
雨雲レーダーだと、土砂降りにはならなさそうで、しばらく待てば抜ける予報。
22時過ぎ。少し車の中で待機します。
やっぱりリリースサイズも多いですね。
30分ほどで雨雲は抜けたようです。
完全に止んだわけではないようですが、釣りはできそう。
さて、再開一投目も同じように釣れるかな？
今日の満潮の潮止まりは22時18分。
車で待機している間にその時間帯を越えたようです。
なんと、中断前の反対方向に潮が流れています。
沖のウキは右に右に流れていきます。
つまり磯からどんどん離れていきます。
それに合わせるかのように、アタリもピタッと止まってしまいました。
磯の沖に仕掛けを投入。
ウキが流されて磯から離れたら、回収して再び磯の沖に再投入。
この繰り返しです。
波も高くなり、小さなうねりも出てきました。
持ってきたアオムシ50gはまだけっこう残っています。
根掛かりが少ない釣りなので、かなりコスパがいいですね。
なんとか1匹追加したところで木球ウキを終了。
23時。ここからはブッコミ仕掛けに変更です。
磯周り。底には思わぬ大物がいるかも……と淡い期待を込めてキャスト。
しかし、それからは根掛かりラッシュ。
エサも仕掛けも高速で消化していきます。
そんな中ブッコミで釣れたのは……。
ソイが1匹だけでした(^^;)
24時。エサ終了で納竿です。
後半はパッとしませんでしたが、久しぶりに魚を持ち帰り。
最大は22cmです。明日は煮魚ですね。
次回は磯に渡れる時間帯に、磯からサグリ釣りをしてみようかな？
追記
木球ウキ開発者さんの先週末の釣果です
数もサイズもケタ違い。さすがは佐田岬。