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執筆者の写真カモねぎ

【釣行記】松山のアコウ(2)

【釣行日時】2021年9月10日(金) 20時から午前1時


【場所】磯河内漁港(愛媛県) 【潮汐】中潮 満潮23時24分


本当はもっといろいろな釣り場を開拓したいところですが、

前回の確認も兼ねて、もう一度磯河内へ行ってきました。


まだまだ未知の領域が多い磯河内港。


釣り場到着は20時で、いつもどおり何人か先客がいます。

今回も南側の短い堤防。北の長い堤防はなぜか人気がないですね(^^;)

前回の釣行で、先端にメリットがあるということもなかったので、

中間の一番明るい常夜灯下で準備。

照明がいらないのでかなり助かります。


準備の途中、堤防の内側で何かが跳ねました。

水面をよく見ると、小指の先ほどの小魚の群れが見えます。

常夜灯に誘われて来ているのでしょう。かなりの数です。

その50cmくらい下の方を、大きな魚影が数匹泳いでいます。

小魚を追ってきたスズキでしょうか。かなりデカいです。

これ、釣れないかな?


残念ながらルアーは持っていないので、小魚を確保しないといけません。

こいつらの正体はわかりませんが、カタクチイワシよりも小さそう。

素早いので網では掬えません。サビキ用の小針にも無反応。

このサイズのスズキの引きは結構楽しめそうですが、

まあ、無理して狙う必要もないですね。


前回無反応だった木球ウキは、足元狙いの電気ウキに変更。

2本針仕掛けにオキアミを付けて、あとは待つだけです。

アジの群れが回ってきたら、反応があるでしょう。たぶん。


そして今回のメインはブッコミ仕掛け。

前回アコウを釣ったとき同様、太めの仕掛けを投入します。

先端には釣り人がいますので、防波堤の付け根から中間の常夜灯まで

くまなく投げてみます。


ウキとブッコミを投入したら、いつもどおり単竿で足元を探ります。

実はこの堤防。付け根付近に敷石があります。

この配置は三原の須波港と同じです。須波はここにアコウがいました。

このへんを重点的に探っていきたいと思います。


で、まあサグリ釣りはコンスタントにアタリます。

カサゴ、ソイ、メバルなどがそこそこの頻度で釣れますが……


どれも20cmには届きません。オールリリース。


ブッコミ仕掛けは定期的に場所を変えながら投入しますが、

アナゴすら掛からずに時間が過ぎていきます。


午前0時30分。堤防には誰もいなくなりました。

同時に、ポツリポツリと雨粒が落ちてきます。

現状、クーラーボックスは空のまま。

前回のアコウはまぐれだったんでしょうか。


雨脚が強くならないうちに帰らなくては。

残った数匹のアオムシを全部針に付けて、誰もいない先端方向に投入。

ブッコミ仕掛けを放置したまま、片付け開始。

サグリの単竿と、無反応だったウキ仕掛け用の竿をたたみます。

小道具もしまい終わったので、ブッコミ仕掛けを回収。

ん?何か付いてます。

どうせアナゴだろうと、魚影を確認しないまま抜き上げました。


まさかのアコウです。


計測すると29cm。前回よりはスケールダウン。

実はこのとき仕掛けを投入していたのは、前回アコウが釣れたのと

同じ場所だということに気付きました。

ずっと先端にはほかの釣り人がいたので、今日初めて投げた方向です。

あのあたりにシモリがあるのか?

謎は深まるばかりですが、エサが無いのと雨が降ってきたので納竿。

もう一度ここに来なくてはいけない理由ができました。


ボウズよりマシですが、これはこれで寂しいですね(^^;)


さて、もう一つの課題のアジですが、まったく釣れません。

インスタで質問を投げかけたら「松山にはいないよ」という回答。

佐田岬の方まで行けば釣れるのはわかりますが……遠い。

なんとしてでも松山で釣りたいですね。



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